こんにちは!なごみ着付け教室の田中です(^_-)-☆
このあいだ、10年近く定期的に着付けのご依頼をいただいているリピーター様宅に出張着付けにお伺いしました。
今回、ご用意されたのが、気に入って購入されたというアンティークの丸帯。
準備の段階で柄を観察すると、鶴と御所車の柄だったですが、お太鼓部分で鶴は下向きに飛び、御所車は逆さを向いている…。
いわゆる引き抜きの帯ってやつですね。
まあ、そうとわかればそれなりの結び方でやればいいだけなんですが
問題は、重い厚い短い💦
今回はなんとか形よく結べました。
だけど、もうちょっと工夫したいなあ…と思ったのも事実。
同じような丸帯は持っていないので、引き抜きの昼夜帯で検証してみました。
こんな感じでお太鼓部分の柄が逆さになっています。
ちなみにこの帯で角だしを結ぶとちょうどいい感じに結べます。
引き抜きの帯なら、通常はタレを上にして抜き切らずに結べばいいんですが
帯が厚いと結び目も大きくなるので困りもの。
じゃあ、折りあげたらいいんじゃないの?
と思い、やってみました。
留袖の練習してる途中に思い立ったので着物は留袖です💦
なんだか合わないのは見逃してください。
今、右側の写真をみてたら二つに折らずに開いたら良かったかも💡と思いついた。
また今度やってみよう。
それはさておき
最後までつくったのがこれ。
この帯はすっごく柔らかいのでこの方が楽なのか?の検証できませんでしたが
手順としてはいけそうな気がします。
まあ、アンティークの帯を締めることはそうそうないでしょうけど
何がきてもいいように練習だけはしておきたい。
そういえば、以前アンティークの半幅帯を結んだら
ビリっといきそうで怖かったことがあったなあ…
アンティークには結ばないというやり方を選ぶ方がいいのかも。