引き抜きの帯が、キターーーーー!

こんにちは!なごみ着付け教室の田中です(^_-)-☆
なんだかバタバタでしばらく書けていませんでしたが
そうそう結ぶこともないだろうと思っていた引き抜きの帯に再度出会ったので
これは記録しておかねば…と背中に午後の日差しをあびながら書いている次第です。

アンティーク着物を収集して、そのコレクションをレンタルされている方が福山市におられまして
時々レンタルされたお客様をご紹介いただき、着付けをさせていただいています。
とてもセンスのいい店主様で
あの個性的なアンティークの色柄を
長襦袢・着物・帯・小物とアイテムが多い中
全体をうまく融合させるコーディネートにいつも感心感服。
その店主様が今回選ばれたのが折り鶴柄の帯。

着られる方が
「借りた時にちょっと変わった帯だって店主様が言われてましたー」
と言って持ってこられたので
何が変わってるんだろうか、とドキドキしながら見てみたら
引き抜きの帯でした。

なんでも今回はテーマに合わせたコーディネートだそうなので
折り鶴がちゃんとわかるように巻かないと!
まあ、柄をちゃんと出さないといけないのは他でも同じなんですけども💦

帯の状態は
アンティークだけれども強度はありそう(布はしっかりしてる)
硬さも厚みもそれほどではない
つまり、結んでも大丈夫そう
と思って巻き始めたけれども
前柄をいいところに置いたら、手の長さが結ぶには足りない…
じゃあやはり折り上げるか、と前に研究したのを思い出しながらやってみたんですが
そこで柄の問題が…
お太鼓の柄をいいところに合わせるとたるみができる。
(もう少し柄を上にあげたい→枕の下に布の余りができる)
結んでいるならたるみも問題ないけど折り上げた状態でたるんで大丈夫なのか?!
頭の中でシミュレーションすれどすぐに回答が出せず💦
現状折り鶴だとわかるので安全なところでおさめておこうと脳内で結論。
仕上がりがこちら↓

※お客様には承諾を得てご紹介しています。

家でボディで研究しているのとは違って
本番は制限時間があるので、悩むにしたって時間との闘い( ;∀;)
火事場の馬鹿力ともいうべき天からのヒラメキが降ってくることもあれば
残念ながらそうでない時も”(-“”-)”
その中でもベストをつくすのであります。
お仕事のあとは毎回、頭の中でぐるぐると最適解を求めて考えをめぐらせてます。
そしてひらめいたら、ボディで検証。
この積み重ねで螺旋階段をのぼるように少しづつ上達していければなぁ、なんて。
普段からいろんな状況を想定して練習しておくのが一番良いのでしょうけどね(-_-;)

ちなみに今回のたるみ問題。
後にゆっくり考えてみたところ帯締めより上ならたるんでも問題なかった。
次回からはもう少し手早くできるかな。
あんまり出会うことのない帯だけど、二度あることは三度あるっていいますしね。
精進精進!


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