こんにちは!なごみ着付け教室の田中です(^_-)-☆
着物を着るのに使う紐類、皆様どんなものをお使いでしょうか。
人に着せる時、私が使うのは
モスリンの腰ひもを
補整に1本、長襦袢に1本、着物に2本
博多の伊達締めを長襦袢と着物に1本ずつ
です。
これで普段練習もしているので、私にとって一番やりやすいセットです。
自装の時にはもうちょっと本数すくないです。
出張で着付けに行かせていただくときは
準備していただく物としてご連絡をして
基本、この本数をご準備いただいてます。(材質の指定はしてません)
ただ、最近は訪問着なども小物もついたフルセットがネットでレンタルができるので
その場合は、レンタルのセット内のものでお着付させていただきます。
そこでおもしろいのが
レンタル業者によって小物(紐類)の内容が微妙に違うこと。
小物が違っても、着付けは問題なくできるようにはなってるはずなので
別になんでもいいんですが、
なるほど、こういう組み合わせするのね
この組み合わせは、あの系統の流派かなーとか
いろいろ考えちゃって、興味深いです。
ある日のセット内容
サッカー地の腰ひも5本、伊達巻2本
本格派です。ちなみに長襦袢は広衿でした。
またある日は
モスリンの腰ひも4本、コーリンベルト2本、ゴムベルト1本(よく腰ひも替わりに使うやつ)
シャーリングの伊達締め1本
の組み合わせ。便利小物盛沢山。
全部使う想定なのか、誰がどう着付けてもいいようになのか…
見た時、一瞬「えっ」と思ってどこに何を使うか頭の中で整理したのを覚えています。
レンタルではなかったですが「これで前に着付けてもらったので」
と言われたので、それでさせていただいた組み合わせ。
モスリンの腰ひも3本、コーリンベルト1本、伊達締めなし
胸おさえ用と思われるさらし
着付けさせていただいてわかったこと。
着物のサイズがぴったりで、体にそわせるだけでいいから紐があまりいらないんだわ~
おはしょりもぴったりでなんなら三角上げもいらないし。思えば自分で着るときはこんなものかも。
事前にお預かりとかしていないので、当日、何が入っていてもあわてないように
練習も小物を変えて手になじむまでやっておこうと思います。
練習研究を続けていかねば!
日々精進‼