こんにちは。なごみ着付け教室の田中です(^_-)-☆
毎月の勉強会(着付け関係ではないです)のお礼をお渡しする紙幣包み。
こんな感じです。
シンプルです。月謝包み以外にもいろいろ使えます。
今はこの形でお渡ししていますが、以前はもっといろいろな形をつくってお渡ししていました。
季節にあわせた包み、5月なら端午の節句にちなんだ包みの形で…とかですね。
でも、ある時、先生から「どこから開けるのか考えちゃったわ~」と言われて、「はっ!」としました。
私が作りたいものを作って渡してるだけじゃないのか、と。つまりは、相手のことを考えず自己中なやり方になっていたのでは?!ということです。
先生は「今までのものも取ってあるのよ」とおっしゃって、楽しんでいただいているようではあったのですが、結婚祝いや初節句のように一生に何度もないような祝い包みとちがって、月謝は毎月のことなので、シンプルな方がよいのでは…と思い、今はこの形です。
紙で包む作法を「折形礼法」といいますが、面白いんです。
歴史好きさんは、はまりやすいんじゃないかな~
年中行事とか陰陽五行説も関係してきますし、掘り下げていくと底がない(笑)
実生活で使えるっていうのもポイント高いですよね。
はじめは紙や布でシンプルに物を包んで贈っていただけなのが、時代を経ていろんな形が創作されてまして。
出来のいい折形は時代を超えて伝えられていきます。
折り紙みたいな感じですね。
ちなみに、使っている紙は普通の白の半紙とかな用料紙(半紙版)を重ねて使っています。
かな用料紙。使い勝手がいいので常備しています。
50枚5色入り(たぶん1色使い切ってた)で1900円ほど。
これは薄かった。二枚重ねないと使えない。
前に買ったものはもっと厚くて1枚でも大丈夫だったのに。紙もいろいろです。