キラキラネームは日本の伝統?!

こんにちは。なごみ着付け教室の田中です(^_-)-☆

少し前、キラキラネームがニュースで話題になってましたね。
最近の親は…みたいな言い方されてますけど、
日本って昔から音を大事にしているように感じます。
漢字の方があとから輸入されたものなのでそうなるのかな。
漢字の意味を重視して名前をつけて、特定の読み方で読ませるっていうのは日本人の感覚としてはなじみが深いのでは。

土筆(つくし)
向日葵(ひまわり)
紫陽花(あじさい)
万年青(おもと)

植物の名前によくみられますね。

ネットでキラキラネームを検索したら、よく考えたなーって感心する名前もあります。

七音(どれみ)
奏夢(りずむ)
一心(ぴゅあ)

読めといわれたら読めないですが、こう読むといわれると「なるほどねー」と思う。
子どもの名前としてすぐ読めないのはどうなのか、本人が恥ずかしい思いをするのでは…など、判断がわかれるところだと思いますが、個人的にはありなのかな、と思っています。

日本人の言葉遊び好きがいかんなく発揮されているのが、「長寿の祝い」
これはすごいです。
還暦・古稀あたりまでは、干支が云々、中国の故事にちなんで…とか
祝いの名称の理由も「なるほど」というものですが
ここをすぎると、謎解きクイズばりの頭の柔軟さが必要になってきます。

喜寿(77歳)→ 喜を略字で書くと七十七に見えるから
など、漢字の中に数字を見出すパターンが多いですね。

白寿(99歳)→ 100-1=99 百の字から一をとると白だから
ほほぉー
茶寿(108歳)→ 茶の字を分解すると十、十、八十八にみえるから
ふうーん
皇寿(111歳)→ 皇の字を分解すると白(白寿と同じで99)、一、十、一になるから。足すと111
へぇー
頑寿(119歳)→ 頑の字を分解すると二、八、百、一、八に見えるから。足すと119
よく考えました!

諸説ありますが、おもしろいと思ったものをあげてみました。
昔は119歳なんて、想像でしかありえない歳だったと思います。
だからなのかな。遊び要素強いですよね。
ついでに、長寿のお祝いの折形もご紹介。

赤いのが「還暦祝い」 赤いちゃんちゃんこです。
白いのが「長寿のお祝い」 
鶴ですがよく見ると体のフォルムが亀。鶴亀です。小技が効いてますね(`・ω・´)b
敬老の日に間に合うよう、今年も7月の教室で作る予定です☆

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