こんにちは。なごみ着付け教室の田中です(^_-)-☆
よく聞かれる質問がこちら
「先生って着物着るのに何分くらいかかるんですか?」
私だと…袋帯で10~15分程度、半幅で長襦袢も簡易なものなら5分かもしれません。
この質問の意味って、着物って簡単に着れるようになるんですか?ってことだと思うんです。
洋服ならコーディネートに時間をとられることはあっても
着ることに時間をとられることはまずないですもんね。
着付け教室に来られれる方の目的は
簡単に きれいで 楽ちんな 着方が知りたい!
ということに尽きるような気もします。
が、これまで教室をしてきてしみじみ思うことは
簡単にも きれいにも 楽ちんにも 個人差がある!
ということでした。
何をもって簡単、きれい、楽ちんというのか…
例えばですが、
補整を したい ⇔ したくない
便利小物を使いたい ⇔ 紐だけで着付けたい
帯は手が後ろに回らないから前で結びたい ⇔ 帯を回すと着物がよれそうだから後ろで作るほうがいい
などなど
教室の初回、私自身がいろいろ自分で着て試しながら
これがベストだ!と思っている自分の着方をお伝えしますが
それが好みとフィットしない場合、別のやり方を提案しています。
マンツーマンレッスンだからできることかもしれませんが(^^;)
教室を卒業しても自分で着物を着てお出かけしてほしいので
これなら自分でできる!きれいに着れた!と自信を持って着られるやり方で覚えてほしい。
そんなことを思いながら日々、どう伝えたらわかりやすいか、とか
他にやり方はないかとか考えてます。
そして、いろいろ考えた内容を教室でしゃべりすぎ
教室終わりにはのどがカラカラ(笑)
半分以上雑談では…という話もありますが(;’∀’)
結局のところ、いえることは
やり方はひとつじゃない
ってことなんですかね。